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2011/04/27

桜満開、いなじぃの旅立ち。

先週末の土曜日。

我が家の菩提寺の境内では、満開の桜が小雨に打たれて揺れていました。
そんな桜の花びらと雨の中、「いなじぃ」の「四十九日法要」と「骨納め」を終えました。

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折りしもその日は機関車「D51」が新津駅で客車と連結され、会津まで試運転走行をした日でした。国鉄時代「D51」にも機関士として業務していた「いなじぃ」にお別れを言いに来てくれたのかもしれません。

なかなか気持ちの整理がつかなくて報告できなかったのですが、
義父「いなじぃ」が先月永眠いたしました。

2月半ば過ぎには退院し、家族一同喜んでいました。
ところが、一週間ほど過ごすうちにまた咳込むようになり、診察を受けたところ再入院xxx

診断は「肺炎」。二週間もすれば退院できると言われ、あまり心配はしていなかったのですが、夜になって容態が急変。個室に移され、人工呼吸器が必要な状態になってしまいました。

それから数日は治療の甲斐もあってかなり良くなり、ベッドに起き上がって会話もできるようになたのですが、それも長くは続きませんでした。。。

いなじぃも精一杯頑張ってくれましたが、、、入院から9日目の朝、
静かに息を引き取りました。

退院した時は「暖かくなったら庭に出て、日向ぼっこできるようになるね」なんて話していたのに。
まさか桜満開の中で納骨することになるなんて、夢にも思いませんでした。

 

「東日本大震災」が起こったのは通夜の前々日です。

「湯灌の儀」を済ませ、お仏壇の前に置かれた棺の中でまるで眠っているような表情の「いなじぃ」。びっくりして飛び起きるんじゃないかと思いました。

私達家族も通夜や葬儀の準備をしなければいけない状況でしたが、テレビから映し出される被害映像に目が離せなくなってしまいました。

時間が経つにつれどんどん増えていく、死者・行方不明者の方々の数。
ただ数字でしか表されずにいた亡くなった方々といなじぃをついつい重ねてしまいます。

いなじぃも急なことではありましたけど、
それでも私達家族は心の準備をしながら傍についてあげることができました。

通夜、葬儀には多くの方にお別れに来て頂き、
たくさんの思い出話もを聞かせて下さいました。

同じ頃に大切な家族やご友人を亡くしながら、お別れさえできずにいる方々が大勢いることを思うと、私達やいなじぃはどれだけ恵まれているか。。。

改めてまた被害に会われ亡くなられた方々のご冥福と、身元がわからずにいる方々が一日でも早くご家族の元に帰れますことを祈るばかりです。

いなじぃは、賑やかな方ではありませんが、お話好きです。
旅行や温泉に行っても、初対面の人といつの間にかにこやかに話をしていたりします。

きっと今頃も、被害で亡くなられた方々の話を聞きながら、もしかしたらそんな人たちを機関車に乗せては走り、乗せては走りしながら天国に向かっているんじゃないかと想像してしまいます。

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コメント

>>おーちゃんさん
こんばんわ♪
そうですね。いなじぃが安心して笑っていられるよう、
私たちが仲良く元気でいなきゃですね。
ありがとうございます~!

そのような事態とは知らずにおりました。
いなじぃ様のご冥福をお祈りいたします。
残された家族皆が元気に暮らすことが一番の供養かと思いますので、今までのように明るくお過ごしくださいね!

>>草子さん

お気遣い、ありがとうございます。

いつも居るところに居るべき人がいないのって、変なんですよね。。。

おひさしぶりと思ったら...そうだったのですか。
おつらいですね。
明るい季節だと、いっそう悲しさが増す気がします。

いなじぃさまのご冥福をお祈り申し上げます。

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