障子の張替え 春を呼ぶ。
呼吸器を患って入院してる“いなじぃ”。
今日はめでたい誕生日。
めでたいことに、ようやく退院することまできまりました。
よかった、よかった。
退院できるのはうれしいことですが・・・。
義母“いなばぁ”は少々複雑なお顔。
喜んでいる“いなじぃ”の隣で「何とか今月いっぱい入院させてもらえませんでしょうか、このとおり・・・」と先生に拝み始める始末。
途端に悲しげな表情になる“いなじぃ”・・・ちょっと可哀相。
意地悪でそんなことを言ってる訳じゃないことは、私たちも重々わかっています。
今お家に帰っても、築三十年の昔ながらの木造住宅の我が家はかなり寒いわけで・・・。
特に北向きに造られているいなじぃの離れ寒いのですよ。
せめて少し暖かくなる三月まで、環境の整っている病院に居た方が身体の為にいいだろうと思ってのことです。
そうは言っても病院側も、点滴も薬もいらない患者をあと半月も入院させておけるはずもないのでしょう。
「いろんな書類手続きや、これから日常必要となる酸素ボンベの扱い方の講習とか業者の都合もありますし、ご本人も帰りたいでしょうから、来週あたりに・・・」ということに落ち着きました。
その“Xday”に向け、我が家は大忙し。
“いなばぁ”がまず言い出したのが、「障子の張替え」。
少しでも暖かくと、傷んでいたいなじぃの部屋の障子を張り替えるとのこと。
なんて思っていたら、それだけにとどまらず、仏間、居間、欄間から雪見障子まで、家中の障子を張り替えたいらしい。
何もそこまで・・・とは思うものの、反対する理由もありません。
当然、それって私がするってことなんだろうなぁ・・・と思っていたら、近所の表具屋さんに早速依頼してましたxxx
そういうところは素早い。
表具屋さんって、そういうことをするところだったんだ・・・。障子の張りかえってお家でするもんだと思っていたわ。私に任せたら、間違いなく“アイロン仕上げ”ですし。
さすがに職人さんの仕事は美しい仕上がりでした。
皺ひとつないもんね。
今度は畳みの裏表返しをするんだそうです。。。
“いなじぃ”かなり愛されてますわ。
帰ってきたら「誕生日祝い」に「快気祝い」が待ってるぞ。
残念ながら相方や私と違って“下戸”なのが悲しい。
乾杯の一口で終わるんだから・・・・。
○大人の社会科勉強
いなじぃの病気を契機に、私たちもいろんなことを勉強中。
「介護保険の認定申請」とか「障がい者手帳の交付申請」とか、、、
まったく未知の世界xxx
今まで支払う一方だった「介護保険」だったけど、いよいよだ。
使えるものは、使わなければ。
それに、日常的に酸素ボンベが必要となると「障がい者手帳」が交付されるのだそうだ。
そんな手続きの申請の仕方から「社会福祉制度」とか、いろいろ勉強しなければ。
そんな心配してる私の脇で、
相方は「高津(アルビbcに新加入)が来るから、野球観に連れてくか~。
やっぱりビックスワンも行っておかなきゃなぁ」。。。
・・・・なんとも呑気な発言に、ちょっと気が抜けちまいました。
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